2016/11/25
突然ですが「プリザーブドフラワー」という言葉、聞いたことございますか?
ん?
「ブリザード?」
「プリザード?」
などなど、、、言い難いためにみなさん様々に言いますが、なんとなくご存知の方が増えてきました。
プリザーブドフラワー は preserved flower と表記されます。
なんとなくでも通じると思いますが、せっかくですのでこの機会にちゃんと覚えてみてくださいね。
プリザください♪
プリザってさぁ♪
など プリザ と言っているあなたならもうきっと通でしょう
プリザーブドフラワーとはどのようなものをいうのでしょうか?
本物のお花、生花や葉を
特殊な液の中に沈めて、水分を抜いた素材のことです。
製法は
1、新鮮な生花を脱水作用がある脱色液に漬ける
2、花を取り出し、潤滑液入り着色液に漬ける
3、花を取り出して乾燥
液は1度使うと品質が落ち、何度も利用することはできません。
液は一般的に購入することができますので、ご自宅のお花を加工することも可能です。(お花の種類により向き、不向きがございます)
お花屋さんで見かけるものなどは専用に加工されているプリザーブドフラワーを使用しているのが一般的になります。
最後に、プリザーブドフラワーって最近のお花よね?という素朴な疑問にお答えします。
1991年にフランスのヴェルモント社が特許保存液を発表して、お花のデザイナーさんたちが利用したことによって広まりました。私が大手のフラワーショップに勤務していた10年ほど前には覚えられるくらいの種類のお花と、色しかありませんでした。
ただ、ヴェルモント社がプリザーブドフラワーの起源ということではないようで、薬局でグリセリンを購入して制作する趣味は、昭和の頃からあったようですね。
今日からあなたもプリザーブドフラワー通に^^